新型コロナの感染拡大から、米国では昨年春に事実上のゼロ金利、空前絶後の量的緩和にかじを切りました。

この前提となったのは、以下の3点でしょう。

(1)ロックダウン(都市封鎖)しか感染防止策がない
(2)ワクチンの開発が完全に未知数だった
(3)失われた雇用を回復させるのは、金融緩和と経済対策しかない

経済が回復、物価が上昇、さらに雇用が戻りはじめた現在、こうしたフルの金融緩和は必要なく、広く正常化の時期にきているわけです。

正常化の第1弾となれば、それはテーパリング、日本語では単に「量的緩和の縮小」となりますが、過去には大混乱を招いた時期もありました。

この先を見据え、松島さんと対談していますので、宜しければご覧ください↓
https://youtu.be/sj38cKeXMsA