カリフォルニア州では、飲食店の屋内営業を再び停止と発表しました。

米財政収支が大幅に悪化し、ダウが高値圏より大きく反落しました。

為替市場ではオセアニア通貨、英ポンドが調整色の強い展開となっています。

米製薬大手ファイザーを筆頭に、新型コロナのワクチン開発の進展を好感してダウは朝から買い先行となり、ザラバでの上げ幅を560ドル付近まで拡大しました。

ただこの動きは続かず、午後2時過ぎより急速に上げ幅を縮小、引けではかろうじてプラスを維持したものの、一時上げ幅を全て失う反落となりました。

米国のカリフォルニア州では、新型コロナの感染拡大が止まらず、州内のバーやレストランの屋内営業を停止、ジムや美容院を閉鎖すると発表、この報道を嫌気しています。

米国では6月の財政収支が8640億ドルの赤字と過去最大を更新、前年同月の80億ドルからほぼ100倍に拡大、こうした報道もセンチメントを悪化させています。

為替市場では、EUと英国の離脱交渉の進展がみえないなか、GBPUSDがアジア時間の高値1.2666から反落、EURUSDも欧米時間の1.1375より反落となっています。

USDJPYは106円台では、一部短期筋を中心とする買い戻しが続き、欧米時間に戻り高値107.32まで上伸する場面がありましたが、戻り売り圧力も強く、107円台前半での攻防が続きました。

TC30分でみて、AUSDUSDは価格が長期線割れから調整局面入り、NZDUSDも短期線が長期線にかかり、こちらもモメンタムが弱くなってきました。

GBPUSDが高値圏より日足で比較的長い陰線を伴い引けと、テクニカル的にはかなり悪い格好に、EURGBPも価格が長期線超えとショートがかなり劣勢のように見受けられます。

EURUSDが高値圏で推移していることから、EURAUDも一旦底入れのようにもみえ、EURGBPやEURAUDを筆頭にユーロクロスのロングも面白いかもしれません。

※TC=TwinCloud、SmartLogicFXのなかで頻用するインディケーター