サウジアラビアが追加減産方針を発表し、原油先物が急伸するなか、一旦クロス円の買いが強まりました。
米国では、過去最大の2年債の入札が実施され、無難な結果から米ドル上伸となりました。
昨日は、米国時間に入り、サウジアラビアが6月産の原油を追加で日量100万バレルの減産方針を発表、原油先物価格が25ドル台の半ばまで急伸となりました(その後反落)。
この発表を受け、欧州株が下げ幅を縮小、為替市場では、クロス円を買い戻す動きから、EURJPYが116.05付近から続伸、AUDJPYが69.38から反発となりました。
米国政府が巨額の経済対策を発表したことで、この先強まる米国債の新規発行、昨日は過去最大の420億ドルの2年債の入札が実施され、落札倍率で2.54倍と良好な結果になりました。
ただ、米金利の低下幅は限られ、アジア時間からの米ドル買いの動きは続き、USDJPYで昨日高値107.77、EURUSDでは同安値1.0801を示現して引けています。