昨日、米企業2社の決算(予想)が市場予想を下回りましたが、指数全体での下げ幅は限定的でした。
しかし、金利の市場では再び利上げの織り込みが低下し、USDJPYの戻りをさらに鈍くしています。
今週、集中するQ4(10-12月期)の米企業決算、中国景気の影響を大きく受けるキャタピラーの決算は、1株利益が市場予想に届かず急落となりました。
半導体世界大手エヌビディアが2019年度の売上高見通しを大幅に下方修正し、株価が前日比で一時18%を超える急落を演じ、市場のセンチメントを悪化させました。
ただ、ザラ場で一時400ドル付近まで下げ幅を拡大していたダウは引けでは209ドル安と下げ幅を縮小し、年初のアップルショックの様な動揺はありません。
金利の市場に目を転じると、再び2019年末までの利上げの織り込みが低下し、足元で織り込む年内の利上げ回数は0.32回にとどまります。
現在この利上げ回数(0.32回)と整合的なUSDJPYの水準は110.227付近であり、つまり為替の水準が割安の域で推移している状態です。
ですが、この状態は年始から続く現象であり、この状況が継続する限り、「日々、同じ利上げ回数が示唆する整合的なUSDJPYの水準は継続して下落」してくることになるでしょう。
難しいことは抜きに、以下の2枚の散布図(①1/22から②1/28へ)の変化をご覧いただければ明白だと思われます。
■トレードポイント
●EURGBP☆☆☆
ショート
●AUDJPY☆☆☆☆
ショート
●USDJPY☆☆☆☆
ショート
現在の全体のポジションサイズ★★★★
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