欧州株に続き米株も堅調推移が継続し、史上最高値更新とリスクセンチメントが大きく改善しました。
本日はRBA理事会が開催予定ですが、ここまでの利下げの効果を見極め、据え置き予想です。
昨日のアジア時間は、東京市場が休場のなか「NZと中国はFTA(自由貿易協定)の改訂で合意」と報じられ、オセアニア通貨が上伸、AUDUSDで昨日高値0.6925、NZDUSDでも同0.6465を示現しています。
欧州時間に入り、ユーロ圏主要国の10月の製造業PMI(購買担当者景気指数)の改定値が市場予想を上回り、欧州で金利が上昇、ユーロが買われEURUSDで昨日高値1.1175を示現しています。
米国時間に入り、先週末からの流れを受け米株が高寄り後に上げ幅を拡大、引けでも最高値更新、原油先物は9月下旬以来の57ドル台を回復とリスクセンチメントは好転しています。
米金利は上昇、為替市場では全般米ドル買いが進行、USDJPYで昨日高値108.65、EURUSDは欧州時間の高値から反落して同安値1.1125、GBPUSDでも同安値1.2877を示現しています。
日本時間の04:00からのECBラガルド新総裁のベルリンでの講演に注目が集まりましたが、こちらは金融政策や経済情勢に言及することなく静かに終了しています。
本日はRBA(豪州準備銀)が政策金利発表予定(12:30)、ここまでの市場コンセンサスで0.75%の据え置き予想、米国では10月ISM非製造業景気指数の発表(24:00)が予定されています。