米民主党政権が2兆ドルの景気刺激策?
本日の東京時間の午前、米系メディアが「民主党政権の景気刺激策は2兆ドル」と報じ、金融市場では「サプライズ」と受け止め、株などのリスク資産に買いが集まりました。
日経平均先物3月限が後場にかけて28970円まで急伸、為替市場では米金利上昇からドルが買い戻され、USDJPYで104.20まで上昇、EURUSDでは1.2134までの下落となりました。
こうした一連の動きのなかで、午後2時過ぎ米系ファンドから日経平均先物にまとまった先物売りが持ち込まれ反転下落、3月限で週間風速で500円の急落となりました。
ただ、その後はフォロースルーはなく、夜間取引序盤にかけて大きく反発、ミニ先物で28905円まで反発、ただここまで為替市場では大きな動きはありません。
大きな軌道修正を迫るイベント等は本日これまでなく、現在の少額のドル買いポジションを継続します。
短期的なドル買いポジションですが、ここからは持ち高を増やすことなく、一旦縮小する方向に持ち込みたいと思います。
この後は、何度も申し上げていますが、FRBパウエル議長の講演が注目です。
西原宏一さんと米政治の行方と米ドルの動きについて解説
本日、西原宏一さんと短期的な相場展望をしています。
読者さまの、見通しの参考にしていただければと思います。
■米政治の行方 米金利の上昇でドルの動きは?日経平均の動きにも注目