米国の予防的利下げが奏功し、金利低下が住宅市場の活性化に直結したことで、NAHB指数が20年ぶりの水準を記録しセンチメントの改善に大きく貢献しました。

米中の署名の具体化も好材料となっています。

昨日、欧州時間に入り発表されたユーロ圏PMIは弱い結果でもユーロの下値は限られその後反発、EURUSDで昨日高値1.1158、EURJPYでも同122.23を示現しています。

米国時間に入り、12月のNAHB(全米住宅建設業協会)指数は76(予想70)と、ここまでの予防的利下げの効果から1999年6月以来、約20年ぶりの高水準を記録しました。

利下げから金利負担が低減、住宅市場の活性化が想定されダウはザラバで上げ幅を200ドル超まで拡大、米金利は上昇、全般米ドル買いのなか、USDJPYで昨日高値109.67を示現しています。

一部報道で「米中の第1弾合意の署名は来年1月初めに予定」、トランプ大統領より「第1弾合意の翻訳も今後数週間以内に完了予定」と伝えられたことも、この動きを後押ししています。