英議会下院は、ジョンソン首相提案の12/12の解散総選挙を否決し、英ポンドは反落しましたが、ジョンソン首相が再度「新法提出」のカードを切り、英ポンドは再度上伸へ向かいました。

米国時間に入り、トランプ大統領より「中国との貿易に関する合意署名の作業は、想定より早く進捗している」とも伝わり、米株は寄付きから堅調推移が継続しました。

米国時間の午後遅く、英議会下院は、9/4、9/10に続きジョンソン首相が提案した「12/12の解散総選挙の議案」を否決、英ポンドは高値圏より反落となりました。

その後、ジョンソン首相より「12/12の解散総選挙実施の新法提出」と伝えられ英ポンドが再度上伸、GBPUSDで戻り高値1.2870 GBPJPYでは昨日高値140.26を示現しています。

こうした一連の動きのなかで、リスク選好の動きからUSDJPYやクロス円が買われ、前者で8/1以来の高値109.04、EURJPYで昨日高値120.98、AUDJPYでも同74.58を示現しています。