先週金曜の米雇用統計の結果に継ぎ、米小売売上高の12月分が下方修正でややサプライズ。

米金利が一旦急低下して、これを好感し米株は急伸しました。

ただアトランタ連銀のGDP見通しが大きく低下、金利の低下が米株を支える構図へ。

米政府機関閉鎖の影響で2009年9月以来の水準へと沈んだ米12月の小売売上高。

この結果より注目を集めた1月の結果は+0.2%、予想を上回っています。

以下は余り報道されていません。

12月の結果が速報の-1.2%から、-1.6%へと下方修正されています。

この結果、アトランタ連銀が算出する米国のQ1(1-3月期)のGDPナウ(複数の経済指標からアップデートする指標予想)が+0.2%まで低下しています。

この水準、2016年の春に上海株が急落、市場のセンチメントを大幅に悪化させた以来の低水準です。

やはり、少しずつ減速しているようですし、支えは金利の低下、つまり利上げの打ち止めという側面が大きいようです。

さらに、米国ではここまでの株高を支えた自社株買い、米民主党は「自社株買いの規制論」を掲げてきました。

昨日の遅い時間、「英国のメイ首相、フランスのストラスブールでユンケル欧州委員長と会談」と流れ、進展期待から英ポンドが急伸する場面がみられました。

本日、英議会下院で「EUとの修正済み離脱案」の採決を控えます。

ここまで何度も申し上げていますが、否決が濃厚、可決となりますとポジティブ・サプライズでしょう。

■トレードポイント

●EURJPY☆☆☆

ショート

●EURUSD☆☆☆

ショート

●EURGBPのオプション、期日(満期日)4/10

EURプット/GBPコール、権利行使価格0.8600、買い

現在のポジションサイズ、★★★

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