■イタリア10年国債対ドイツ金利差
高水準で推移
⇒ユーロの売り要因
先程ニュース、モーニング・サテライト(テレビ東京)では、イタリアでサルビーニ副首相が「来年度予算案をGDP3%以内におさえる」、トリア経済・財政相も「同2%付近に抑制」と報じられイタリア国債の金利が低下、と報じていました。
ただ、実際に報道される程の変動はありません。
10年国債の対ドイツとの金利差の低下幅は、前週末比で-0.06%と誤差のレベルの変動で、依然2010-2012年の欧州債務危機以降の最高水準であることに変わりありません。
この金利差拡大は、「欧州内での信用格差の拡大」を表したものですから『単純にユーロの売り要因』です。
●RBA(豪州準備銀行)が政策金利を発表
ハト派(弱気)となる可能性が大
⇒豪ドルの売り要因
本日、RBAが政策金利を発表しますが、市場コンセンサスで据え置きです。
ただ以下の現状を考慮しますと、声明文は極めてハト派(弱気)となる可能性が大です。
・経済指標の悪化
・景気の先行指標とされる銅価格が年初来高値の水準から20%安付近で推移する現状
この「ハト派の声明文」は利上げが遠のくだけとなりますので『豪ドルの売り要因』です。
■トレードポイント
以上をふまえてのトレードポイントです。
●AUDJPY
ショート
●EURJPY
TwinCloud30分でみた場合、売りのサインが来るのはもう1~2時間以内でしょうから、売り注文として置いておきます。
短期線上限から売り上がり、長期線のうえでストップと教科書通りのトレードです。
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