ユーロ堅調
こんばんは。
下記は金曜日の夕方配信したシンプルFXトレードからの抜粋。
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もう一段あがりそうなのが、ユーロ。
1日の海外市場はユーロが全面高。
EURAUD,EURCAD,EURCHFなど軒並み急騰。
ユーロクロス反発によるユーロドルの急騰がはやかったため、1.2450あたりからユーロドルの買い戻し組の買い注文がならび初めているよう。
明日からアメリカは3連休。
この意味においてはユーロドルはもう一段のショートカバーが入る可能性が高まっています。
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米の3連休を控えて、海外市場では実際にユーロが堅調に推移。
1日に引き続き2日の海外市場ではユーロクロスが続伸。
EURCHFは1.3434まで上昇後、1.3355でNY市場は終了。
EURCADは1.3350で、ユーロ円も110.27円と続伸して、クローズ。
ユーロクロスの上昇に連れ、ユーロドルは1.2612の高値に到達後、1.2566でNY市場はクローズ。
先週前半は「株安によるクロス円の下げ」の影響で下落する局面もあったユーロドルですが、終わってみれば再び週足で陽線を示現。
その背景にはスペインの入札が好調だったこともありますが、主たる要因はユーロクロス、特にユーオージーの急騰が大きな要因。
(結果豪ドル円はユーロと対照的に大陰線を示現しています。)
今週もユーロドルは調整モードが続く可能性が濃厚。
多くのエコノミストは先週のユーロドルの上昇を調整と捉えており、中期プレーヤーに対しては、今回のユーロドルの反発局面でユーロドルを売ることを推奨しているようです。
戻しとしては1.27~1.28あたりがめどでしょうか?
ただアメリカの指標が徐々に悪化してきており、ドル円やドルスイスが示しているようにドル安が進行しているのも確か。
結果、ユーロドルは短期では押し目買い。
押し目のめどは1.2450近辺でしょうか?
中期でユーロを売る場合には、ユーロクロスが反落するのを待ってから、ショートエントリーするほうが、安全でしょうか?
どちらにせよ、先週のユーロドルの急騰が、単なる米3連休前のポジション調整なのか?もしくは2010年後半に入ってユーロドルのトレンドに変化がおこっているのかを見極めるための重要な週になりそうです。
では、今週もよろしくお願いします。