※今回は、2020年5月6日(水)23時26分配信のメルマガからの抜粋です
もう先週の報道になりますが、バフェットさんの記事が興味深かったため、配信します。
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バフェット氏、航空株すべて売却 「世界は変わる」
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは2日、年次株主総会を開いた。バフェット氏は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却したと明かした。数々の危機を乗り越えてきた「投資の神様」は米国の明るい将来を信じつつも、コロナ後の世界を見据えて動き始めている。
さらに、
■「コロナでも米国の成長を止められない」
■航空株すべて売却「乗客戻らない」
■原油急落「掘っても採算が合わない」
■たまる現金「魅力的な投資先なし」
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個人的な注目は彼が米航空株を全て売却した点。
彼によれば、「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示した。」とのこと。
航空需要の低減は数年立っても戻って来ないとコメントしています。
これまで主要国はグローバル化を推し進めてきて、成長してきたのですが、グローバル化が意味する「人と物の移動」から人の移動が少なくなるということになります。
実際、自分も会場セミナーは少なくなり、オンラインセミナー(というよりもyoutubeやzoomを使ったもの)が増える傾向にあったのが加速している流れに。
今日の打ち合わせも、自分が提案して、zoomで行いました。
今自分がやろうとしている企画もzoomを使ったものであり、たしかに移動は少なくなりそう。
これはコロナで世の中が変わったというよりも、コロナが世の中の流れを加速させた形。
具体的に振り返れば、自分が移動しないため、「車を使わない、電車に乗らない、打ち合わせのmeeting
roomを使わない、終わった後、軽く行きますか?」という食事代がかからないといったように、このような消費は減りそうです。
逆に、動画配信を事務所からするのであれば自分で配信するため、マイクを揃えたり、動画を後から編集するためのソフトをいれたりのコストはかかりそう。
以前配信しましたが、このようにポストコロナは、コロナ前に戻るのではなく、違う世界に移行するspeedが早まるということのようです。
ここで最近、考えているのは、ポストコロナで、余った資金が株が流れるにしても、全ての株が一気に戻るのではなく、GAFAのような株は急激に戻すもダウは戻りが限定的だということも
ありうるのではないか?と懸念しています。
為替においても、対ドルで相場を組み立てるより、
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~以下略~
5/6、23:26配信
世界は変わるーバフェット
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