米中貿易協議とならんで注目イベントとされていたBrexitですが、
既報のように延期でいったん決着。
同時に起こったことはoptionのvolatilityの低下。
新たな期限となった10月末をカバーするポンドドルのvolatilityは
昨年7月以来の低水準に急落。
大きな変動を期待した参加者(方向性はどちらでも)が発表と同時に
optionのlongを投げたことから、volatilityの急低下が始まっています。
Goldmanを筆頭に今年の大きな収益源となる可能性があるといわれたポンドですが、
このステージではvolatilityの低下という結末に。Spot rateはわずかに低下。
明確なSell the
factsという動きでもなく、ポンドドルは現在1.3050レベルで推移。
Volatilityが急低下して、ポンドドルは急速に動意が低下しているため、
ポンドルは週超えにするかどうか検討中。
マーケットの注目はウーバー。
ウーバーがIPOを申請。
米国で今年最大のIPOとなる見込み。
米株式市場は大きな動きはなし。
直近の注目は米金融機関の第1四半期の決算発表が始まること。
ます本日はJP Morganとウエルズファーゴ。
Risk
offの材料がひとつ消えて、ドル円は買い戻しが優勢となり、現在111.60円で推移。
来週からTAG交渉が始まることもあり、
111.00円で半分買い戻したshortを売り返すこともできるのですが
反発も大きくないため、今のところ動けず、ドル円のpositionは変わらず。
AUDNZDは現在1.0590レベル。
前メルマガでご紹介させていただいたように、
RBAとRBNZのスタンスの違いから方向性がでているのはAUDNZDでしょうか?
NY cutです。
ユーロ・ドル: 1.1100 (4.68億ユーロ)、 1.1125
(4.38億ユーロ)、 1.1175 (3.36億ユーロ)、 1.1185
(2.68億ユーロ)、 1.1200 (18億ユーロ)、 1.1210
(3.93億ユーロ)、 1.1225 (2.55億ユーロ)、 1.1250
(12億ユーロ)、 1.1300 (12億ユーロ)、 1.1325
(4.52億ユーロ)、 1.1400 (5.81億ユーロ)
注目のストライク: 1.1100 (14億ユーロ
期限4月15日)
ドル・円: 110.50 (6.58億ドル)、 112.00 (11億ドル)
ポンド・ドル: 1.3000 (4.67億ポンド)、 1.3050
(2.89億ポンド)
注目のストライク: 1.3100 (12億ポンド
期限4月16日)
豪ドル・ドル: 0.7150 (5.99億豪ドル)、 0.7155
(3.62億豪ドル)、 0.7175 (2.1億豪ドル)、 0.7200
(2.1億豪ドル)
ドル・加ドル: 1.3220 (3.46億ドル)、 1.3250
(6.15億ドル)、 1.3300 (13億ドル)、 1.3325
(3.8億ドル)、 1.3350 (4.56億ドル)、 1.3450
(3.5億ドル)、 1.3550 (9.9億ドル)
NZドル・ドル: 0.6700 (6.97億NZドル)
ユーロ・ポンド: 0.8550 (2.51億ユーロ)、 0.8600
(4.89億ユーロ)、 0.8650 (3億ユーロ)
出所 Bloomberg
Positionの変更はなく、ドル円のshort、合成のAUDNZD、ポンドドルのlong.
以上
米金融機関の第 1四半期の決算発表スタート