AUDドルが乱高下したアジア市場ですが、NY市場は小動き。

注目されたのが、中国が、大豆など米農産品の輸入額を

年間300億ドル増やす計画を提案したとの報道。

2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数がマイナス4.1と

市場予想の14.0を大幅に下回る結果となり、NY市場の序盤はドル売りが先行。
一時110.57円まで下押しするも、

110.50円の機関投資家のドル買い注文の手前で下げ止まり。

 

その後反発するも111.00円台を回復できるわけでもなく、

110.70円レベルでclose.

セントルイス連銀のブラード総裁は、

金利の正常化については終了時期に来ているとコメント。
ただ年内の利下げの可能性はあるものの、「基本シナリオ」ではないとしています。

一方、トランプ大統領は高速通信網構築への取り組みを強化するように

国内通信会社にハッパをかけた模様。

従来より高速な5G通信技術の実用化に向け、世界の業界が競い合う中、

「未来の技術に関してわれわれが遅れをとらなければいけない理由はない」とtweet.

イギリスとEUは離脱巡る妥協案で歩み寄りをみせるもの、

直ちに合意に至る公算小さいとのことで、ちょっとポンドは動きにくいところ。

 

ハモンド英財務相は21日、EU離脱について、EU側と建設的な協議が行われており、

早ければ来週にも修正後の離脱協定案が英議会で

採決にかけられる可能性があるとの見通しを表明。

BBCに対し、来週の動きについて「下院で再び採決を実施する機会があるかもしれない。

ただ、今後数日でどの程度進展するかに左右される」と述べた。

 

出所 ロイター

 

本日のNY cutです。
ユーロ・ドル: 1.1250 (7.91億ユーロ)、 1.1270
(7.75億ユーロ)、 1.1275 (2.94億ユーロ)、 1.1300
(16億ユーロ)、 1.1350 (2.91億ユー ロ)、 1.1355
(2.85億ユーロ)
注目のストライク: 1.1450 (14億ユーロ
期限2月26日)

 

ドル・円: 110.00 (18億ドル)、 110.55
(3.1億ドル)、 110.70 (4.7 億ドル)、 111.00
(4.73億ドル)、 111.30 (3.5億ドル)

ポンド・ドル: 金曜日期限の注目ストライクは無し

 

ドル・加ドル: 1.3085 (4.25億ドル)、 1.3150
(2.01億ドル)、1.3180 (5.4億ドル)、 1.3190
(2.3億ドル)、 1.3200 (2.35億ドル)、 1.3215
(5.05億ドル)、 1.3250 (3.82億ドル)、 1.3255
(4.51億ドル)、 1.3300 (2.71億ドル)、 1.3320
(2.1億ドル)、 1.3335 (3.32億 ドル)

 

NZドル・ドル: 金曜日期限の注目ストライクは無し
注目のストライク: 0.6760 (11億NZドル
期限2月26日)

出所 Bloomberg

AUDドルを筆頭に各通貨、さまざまなヘッドラインが流れるも決め手にかけ、21日のNY市場は小動き。

方針は変わらず、ドル円のlong, AUDドルのlongのまま。

 

以上

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2/22、8:10配信
中国が、大豆など米農産品の輸入額を年間300億ドル増やす計画を提案
西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けしています。