おはようございます。
本日の東京市場は昨晩のNY市場の流れを受けドル全面高。
NY市場後場のユーロドルは前レポートでご紹介した1.3350 のバリアを粉砕し、一時1.3313まで急落。
ユーロドルは、Fitchがポルトガルを格下げしたことにより、更に上値が重たくなった形。
ただマーケットはユーロショートであるためユーロドルは、大崩れするわけでもなく
市場の利益確定の買戻しと、節目節目にあるバリアをこなしつつ下落するといった形。
いきなり値を上げたのがドル円。
NY市場で米2年債利回りが急騰したことにより、ドル円の上昇が収まらず、引け際にはstop lossを巻き込み92円台まで回復。
NY市場は ドル高値圏の92.30 円でクローズ。
東京市場では、久しぶりの92円台ということで本邦の輸出企業が断続的にドル売りを持ち込み、現在91.83 円まで下落。
今朝方市場で話題になっていたのが、ドル円の200日移動平均線。
現在の200日線は、91.52円近辺。
1月と2月のドル円の上昇はこの200日線で止められていたのですが、昨晩の上昇で、このラインを突破した形。
自分の回りのトレーダーはこの200日線あたりでのドル円の押し目買いを考えているといったところ。
流れは引き続きドル買い。
本日のポイントは今日から開催されるEU首脳会議。
(EU首脳会議に関してははシンプルFXトレードにて)
では、本日もよろしくお願いします。