西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けします。
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12/21、11:18配信
本日木曜日はラジオNIKKEI「集まれトレーダー!~シンプルFXトレード」
21:30~22:00から放送です。
ぜひUstreamでご視聴ください。
(Google ChromeやFirefoxでの視聴をおすすめします)
http://market.radionikkei.jp/simplefx/
もうマーケットはほとんどおりこんでいたのですが、米税制改革法案が議会を通過。
後はトランプ大統領のサイン待ち。
欧州市場での注目は既報のユーロ。
ユーロの上昇のきっかけはドイツの10 yearの金利の上昇。
金利上昇のきっかけは、超長期債が増える見通しが拡大したこと。
ドイツが公表した18年の国債発行計画では、超長期債が増える見通し。需給が緩むとの見方を背景に、ドイツ10年物国債の利回りは0.4%前後と約1カ月ぶり水準まで上昇している。
出所NIKKEI
金利上昇により、ユーロが上昇したわけですが、同時にドル金利も上昇。
きっかけは米大型減税法案が米議会を通過したこと。
減税で景気刺激効果を期待できる一方、財政赤字が膨らむ懸念も拡大し、金利上昇が一段と進むとの見方から
米10 YEARが上昇。
米金利の上昇によりドル円は底堅く推移し、現在113.30円レベル。
ユーロドル、ドル円とも底堅く推移するため、ユーロ円は上昇しており、現在134.60円レベル。
ここからが微妙なところですが、米税制改革法案が議会通過=財政赤字が膨らむ懸念=米金利の上昇=ドル円の上昇という流れ。
しかし一方、ドル金利の上昇は=米株反落という流れもう誘引しています。
この株安の流れが加速するとドル円の売り圧力になると想定しています。
欧米の金利が上昇していることからユーロ円のロングをKEEP.
金利の上昇が株のさらなる調整を誘引する可能性があるため
日経平均とドル円のショートも継続。