おはようございます。
12日のNY市場後場は、「ドル安、円安」
まずドル円は、中国の利上げ警戒感から90.17円まで下落。
しかしロンドン時間に入っても、中国からなんの報道もないため、ドルショートの巻き戻しも加わり反騰。一時91.09円まで上昇。
NYクローズは、90.56円。
ユーロドルは、反発。
ユーロドルを支えたのが、ゴールドマン・サックスのユーロ買い報道もありますが、下記の報道がドルを押し下げた要因。
ホワイトハウスの報道官は、6月で退任する連邦準備制度理事会(FRB)のコーン副議長の後任について、サンフランシスコ連邦準備銀行のイエレン総裁が「最有力候補だ」と述べた。イエレン総裁は景気回復のために金融緩和策と低金利政策を維持することに賛成の立場をとっている。
出所 Bloomberg
ユーロドルは一時1.3796まで上昇した後、 1.3769でNY市場はクローズ。
前レポートで何度か取り上げましたが、1.3800というレベルは過去1年強のちょうど半値戻し(高値1.5144,安値1.2457の半値は1.3800)。
添付したチャートでみていただけるように過去4回1.3800超えに失敗しているユーロドルですが、今回の上昇は、1.34割れも4回失敗した後の戻しになりますので、このステージでは1.3800を上回って上昇する可能性が高まっています。
今週の注目イベントは 16日のFOMC。
今回のFOMCで今後の政策の方向性が示唆されるかどうかに注目。
ドル円は次のレポートで。
(シンプルFXトレードより抜粋)
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ドル円は89円台はしっかりしているけれども、なかなか高値でクローズできない状況が続いています。
ドル円は忍耐強く押し目をまって、1円も上がれば上出来という感覚でトレードする必要がありそうですね。
近場の押し目は90.10 円ぐらいでしょうか?
では、今週もよろしくお願いします。