13日のNY市場で注目されたのが、タンカーが攻撃されたこと。
ホルムズ海峡で日本の船舶を含むタンカー2隻が攻撃されたことについて、ポンペオ米国務長官はイランに責任があると断定。
これによって軍事衝突のリスクが高まっています。

タンカー攻撃を受け、NY原油先物は一時4.5%も急騰。

一部報道によれば、イランのザリフ外相はイランの敵が犯人の可能性があるとし、域内の対話をあらためて求めたとしています。

 
米株は3日ぶりに反発。
米国債は続伸、ドル円は上値の重い展開。
 

一方イギリス保守党の党首選では、党所属の下院議員による最初の投票が13日に実施され、ボリスが114票を得て、一位となった模様。
ハント外相が43票で2位。

計7人が臨む第2回投票は18日に行われる予定。
 

Commodity市場では、Goldの1,350ドルに注目が集まっています、
過去5年で何度も跳ね返されているレベルが1,350ドル。

ヘッドファンド運用者のポールチューダージョーンズは今回の局面ではブレイクする可能性が高く、今後12~24ヶ月の投資推奨をGoldとし、仮に1400ドルを超えられれば、1700ドルまですぐに到達する可能性があるとした。
 
これはドル安要因。
 
個人的なドル安スタンスは変わらず、ドル円のshortは継続。
Morgan
Stanleyのstopは109.20円のようですが、個人的には109.50円に設定しています。
 

ユーロドルは現在1.1275-80レベルで推移。
ドル安スタンスなので、もう一度ユーロドルをlongにしたいのですが、短期のテクニカルではまだoverboghtのようなので、dip待ち。

レベルとしては1.1200レベルまでの反落があるのではないかと想定しています。

 

本日のNY cutです。
ユーロ・ドル: 1.1170 (2.69億ユーロ)、 1.1175
(6.12億ユーロ)、1.1250 (3.5億ユーロ)、 1.1260
(4.69億ユーロ)、 1.1285 (2.59億ユーロ)、 1.1300
(44億ユーロ)、 1.1345 (2.96億ユーロ)、
1.1350(9.79億ユーロ)、 1.1395 (3.02億ユーロ)、
1.1400 (5.16億ユーロ)
注目のストライク: 1.1350 (16億ユーロ
期限6月17日)

ドル・円: 107.50 (3.4億ドル)、 108.00
(6.58億ドル)、 108.45(3.78億ドル)、 109.00
(4.53億ドル)

ポンド・ドル: 1.2500 (3.09億ポンド)、 1.2790
(2.25億ポンド)

豪ドル・ドル: 0.6900 (6.16億豪ドル)、 0.6950
(5.96億豪ドル)、0.7000 (9.32億豪ドル)

 
ドル・加ドル: 1.3200 (3.66億ドル)、 1.3280
(3.3億ドル)、1.3300 (8.8億ドル)、 1.3305
(2.46億ドル)、 1.3340 (2.2億ドル)、1.3350
(5.77億ドル)
出所 Bloomberg

 
ユーロドルの1.1300にはまだ44億ユーロ残存しており、本日のNY
cutまでは1.1300~10レベルはユーロドルの上値を抑えそうです。
 

ドル円、日経先物のshort, put long
 

以上

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6/14、8:02配信
イランがタンカーを攻撃? Gold の 1,350 ドル

 

西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けしています。