23日の米市場は「株安、債券高(利回り低下)、円高」のrisk
off相場に.
要因は米中貿易戦争。
米国商務省の報道官は「米国が協議を再開したいのであれば誠意を示し、誤った慣行を是正すべきだ」と延べ、非は米国側にあるとの見解を示した。
沈静化することのない米中貿易戦争を背景に米株が下落。
NYダウは一時450ドルもの急落。
株の下落にはNY原油が5.7%と今年最大の下げを演じたことも後押し。
S&Pは1.2%、Nasdaqは1.6%急落。
避難先通貨の円やスイスは広範に買われる展開。
流れはrisk offへ.
そして、米10年債利回りは一時2.29%と2017年10月以来の低水準まで下落。
オーストラリアを筆頭に主要国で金利の低下が進んでいますが、米10yearが2.29%へと急落する中、ドル売りが優勢となNY市場はクロス円より、ドル安相場へ。
米金利の急落により、ユーロドルが1.1100のサポートをブレイクできず1.1180へと反発。
ドル安相場の中、ドル円は109.50円へとあっさり下落。
来週月曜日はメモリアルデーでNY市場は休場。
NY市場はロングウィークエンドとなり、3連休前の本日のNY市場は荒れる傾向となるので要注意。
ドル円の109円台前半は本邦機関投資家のドル買い注文が待っているといわれています。
ただ「米株安と米金利の低下」という環境下、ドル円の戻りは限定的。
現在ドル円は109.48-50円レベルで推移。
既報の110.50円で追加したshortの一部を109.50円で縮小して、戻り待ち。
日経先物は21,000円を割り込み、20.820円レベルで推移。
ドル円、日経先物のshort、日経のput long.
以上
NY 原油は 5.7% 急落、米株急落で Risk off へ