21日の米国株は、反発。
米金融当局がハト派姿勢を一段と強めたことに反応したとのコメントが多かったのですが、FOMCの発表直後のマーケットは違う反応でした。
結局米国株の上下もBrexit関連のnewsに大きな影響を受けていると想定しています。
そのBrexitの行方ですが、昨日の欧州市場では、一時no deal
Brexitシナリオが急浮上。
離脱予定日まで約1週間に迫った今週、メイ首相は自らの離脱
案を議会で再び採決にかけ、承認を取り付ける賭けに出た 。
英議会がメイ首相案を承認しなければ、離脱延期は保証できな
いとEUは示唆しており、Brexit関連は再び政治的な混乱に。
メイ首相はことあるごとに、それでは「私の離脱案はどう?」と何度も採決に持ち込もうとしていますが、今回も同様。
マーケットは動揺し、一時ポンドは1.3004まで反落。
ただその後、ポンドは反発に。
EU首脳らは、トッスク大統領が先に提示条件つきでの5月22日までの英離脱期限の延長案を変更し、英議会による来週までの離脱案承認の是非にかかわらず同月7日までの延長を認めることを検討しているとの報道がポンドを押し上げた展開。
ポンドドルの値動きを確認するとポンドドルはまず1.3350、そして1.3381の高値をつけて反落。
形としてはBull
trapのダブルトップで反落していますので、日足ベースでは
調整にはいった形ですが、1.29台も底堅く、ヘッドラインで乱高下するわりには
1.29~1.33のレンジに陥っています。
ポンド円も乱高下しており、ポンド円の急落がドル円を押し下げ、ポンド円の反発がドル円を押し上げているともいえます。
ドル円は110.30円の安値から110.80円レベルまで反発。
NY cutです。
ユーロ・ドル: 1.1230 (4.76億ユーロ)、 1.1300
(6.19億ユーロ)、1.1340 (3.07億ユーロ)、 1.1350
(8.46億ユーロ)、 1.1358 (3.96億ユーロ)、 1.1400
(23億ユーロ)、 1.1425 (8.95億ユーロ)
ドル・円: 109.50 (5.83億ドル)、 110.00
(8.29億ドル)、 110.30(6.05億ドル)、 110.40
(8.4億ドル)、 110.50 (11億ドル)、
110.65(9.5億ドル)、 110.90 (13億ドル)、110.95
(5.7億ドル)、 111.00(14億ドル)、 111.05
(3.59億ドル)、 111.30 (3.26億ドル)、
111.75(20億ドル)、 112.00 (8.02億ドル)
注目のストライク: 110.00 (14億ドル
期限3月25日)、 111.30 (16億ドル
期限3月26日)
ポンド・ドル: 1.3000 (5.08億ポンド)、 1.3200
(3.95億ポンド)
注目のストライク: 1.3200 (15億ポンド
期限3月25日)、 1.3250 (11億ポンド
期限3月25日)
豪ドル・ドル: 0.7050 (7.65億豪ドル)、 0.7057
(3.97億豪ドル)、0.7075 (5.18億豪ドル)、 0.7100
(3.15億豪ドル)、 0.7110 (6.02億豪
ドル)
ドル・加ドル: 1.3300 (3.15億ドル)、 1.3350
(3.13億ドル)、1.3500 (3.03億ドル)
ユーロ・ポンド: 0.8600 (3.4億ユーロ)
出所 Bloomberg
個人的にはヘッドラインに注意しながら、ポンドドルをもう一度longにするチャンスを模索していますが、
本日は金曜日であるため、positionの週超えを避け、ポンド関連はデイトレのみにする予定。
ドル円に関しては、本日東京勢が戻ってきますので、本邦機関投資家が遅れているドル買いを持ち込んでくるかどうかに注目。
ドル円のlongのみ。
以上
離脱期限延長を検討