ECBは2019年の経済見通しを1.1%に引き下げ、かつインフレ予想も下方修正。

ドラギ総裁の定例記者会見では、
「TLTRO-3の導入を正式発表、ECBは必要に応じて、あらゆる手段を講じる用意がある」とハト派色を鮮明に。

 

米国株は4日続落で今年に入ってから最長の連続下落。
Amazonやマイクロソフトなどテクノロジー関連の下げが顕著に。

 

ECBがハト派に転じたこととでユーロが反落したことと、米株が下落したことから総じてクロス円が下落。

 

ECBが想定以上にハト派に転じたことで、 ユーロドルは直近安値の1.1234,11月の安値1.1216をを割り込んで一時1.1177まで下落。

ECBのスタンスの変化に呼応してユーロの上値が極めて重くなってきているのですが、最近のマーケット
はbear trapになることも多く、慎重にいきたいところですが、
逡巡していても仕方がないので、stopをタイトにして参戦することに。

 

既報のようにポンド円の日足のchartが極めて弱いことから、riskを限定的にしているポンドドルのlongに相当するposition量で
現在のユーロドルの1.1190-95でユーロドルをshortに。

Stopは後述のユーロドルの1.1250のoptionも想定してタイトに1.1260超え。

 

合成のeurgbpのshortになりますが、ポンドドルのlongのstopはそのままにしています。

結果、ドル円のlong、riskはドル円の半分程度に押さえていますが、ユーロドルのshort,ポンドドルのlong.

 

NY cut を配信しておきます。
ユーロドルは1.1200レベル近辺にoptionがまとまっています。

 

ユーロ・ドル: 1.1100 (3.96億ユーロ)、 1.1125
(5.04億ユーロ)、1.1150 (8.6億ユーロ)、 1.1200
(4.5億ユーロ)、 1.1220 (5.45億ユーロ)、 1.1225
(9.91億ユーロ)、1.1250 (26億ユーロ)、 1.1270
(3.36億ユーロ)、 1.1275 (12億ユーロ)、 1.1300
(5億ユーロ)、 1.1315(3.2億ユーロ)

注目のストライク: 1.1200 (10億ユーロ
期限3月11日)、 1.1200 (12億ユーロ
期限3月12日)、 1.1300 (14億ユーロ
期限3月11日)、 1.1320(14億ユーロ
期限3月11日)

 

ドル・円: 111.00 (7.21億ドル)、 111.50
(3.77億ドル)、 111.65(14億ドル)、 112.00
(15億ドル)
注目のストライク: 112.00 (10億ドル
期限3月11日)

 

ポンド・ドル: 1.3000 (3.82億ポンド)、 1.3200
(2.47億ポンド)

 

豪ドル・ドル: 0.6980 (2.84億豪ドル)、 0.7000
(15億豪ドル)、0.7025 (2.23億豪ドル)、 0.7050
(4.89億豪ドル)

 

ドル・加ドル: 1.3295 (4.16億ドル)、 1.3320
(5.23億ドル)、1.3400 (4.05億ドル)
ユーロ・ポンド: 0.8600 (3.79億ユーロ)
出所 Bloomberg
 

以上

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3/8、7:42配信
ECB 、追加措置でユーロ反落
西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けしています。