トランプ大統領は、自国の国家安全保障上「絶対的に重要」な鋼鉄の防壁をつくるために予算57億ドルが必要であるとコメント。
加えて、民主党は一部政府機関の閉鎖を終わらせる予算案を通過させなければならないとした。
注目された国家緊急事態宣言はなし。
これに対し民主党はすかさず反撃。
ナンシーペロシ下院議長は8日、トランプ大統領による今回の「無分別な政府閉鎖」を通じて大統領から耳にした多くのことは偽情報に満ちている」とコメントし、wallの予算とは違う論点で反論。
チャックシューマーも、政府閉鎖と国境警備
の議論を分離するよう要求。
相変わらず、平行線の議論になっていますが、今回のwallの予算に関しては、民主党が若干不利であり、事態は改善するのではないか?との意見もあり、ダウ先物は現在上昇しています。
個人的には、この演説とは関係なく、米中通商協議の進展に対する期待が株高の材料になっているのではないかと想定しています。
さらにいえば、こうした材料ではなく、simpleに日本株もドル円も急激な下げに対する反動で反発していると判断しています。
日経平均先物は20,4665円と261円上昇。
フラッシュ・クラッシュからの買い戻しが続いており、リスクアセットの豪ドル円は77.96円、ドル円は108.85円と堅調推移。
以上