西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けします。
————
7/24、13:47配信
振り返ってみれば、アベノミクスの初期、麻生さんがちょっと為替のレベルに言及しても主要国から反発を招き、G7諸国は為替のレベルには言及しないということが守られていました。
それがトランプ政権に変わると米国自ら、しかもトランプ大統領自ら、米ドルのレベルに関して批判する時代になったのはちょっと驚き。
しかも一度であれば、失言ですが、繰り返されるとそれが本音ですか?ということに。
ただ現在のドル高はトランプ大統領自らが、大規模減税を行い、保護主義に走った結果、通貨高になっていることが矛盾しているのですが。
いまのところはトランプ大統領のドル高牽制コメントは大きな影響はありません。ドル金利が上昇するに連れ、ユーロドルやAUDドルはじり安(=ドルじり高)推移。
ドル円も底堅く推移はしているのですが、来週の日銀金融政策決定会合が意識され、対円でのドル高は緩慢。
結果、クロス円はじり安の展開に。
本日の機関投資家のドル買い注文は当初110.50円におかれていましたが、れを少しあげて110.80円から並んでいる模様。
彼らも日銀まで、より安くドルを買うチャンスをじっくりまっているといった展開。
豪ドル円のshortのみ。