西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けします。
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10/25、10:45配信
昨晩、日生のオープン外債についての報道をご紹介させていただきましたが住生の方針もリスクを取る方向にかわってきており、下記のとおり。
為替ヘッジしないオープン外債は、円高・ドル安が進んだ局面で「少し拡大」する。今年度末の円相場は1ドル=115円と予想。米国の金融正常化と日本銀行の金融緩和継続を背景とした日米金利差の拡大で円安基調が続き、110円がドル安の限界になってくる可能性があると読む。上期も外債の残高を6400億円増やしたが、ヘッジ付きが中心だった。外株等は500億円積み増した。「外債投資はドル安局面でのオープン外債を検討、USDJPYの110円にかけて押し目での投資を検討」等の運用計画を発表した。
出所Bloomberg
つまり、オープン外債は拡大するも、ドル円が110円への下落時に検討するといったところ。
どちらにせよ、これまでと変わらず円高局面では、彼らからのドル需要がでるといったところ。
本日の公的のbidは少し上がってきて113.50円から。
114.00円になかなか乗らないため、一部ロングを減らして回転させていますが、ドル円のロング継続。
本日は日経が17連騰するかどうかもポイント。
キウイは0.6900を割り込んで現在、0.6890レベルで推移。
キウイの下落の要因を整理するとArdern(アーダーンニュージーランド労働党党首 37歳!)がRBNZの改革を示唆していること。
インフレターゲット中心に金融政策をおこなっているRBNZですが、これに雇用の最大化も考慮する。
政策は総裁一任ではなく合議制にするなどといった内容。
これによって、来年のRBNZの利上げ見通しは後退。
次に若く才能ある移民を積極的に受け入れて活性化してきたキウイですが、その年間の受け入れ枠を減らす政策のよう。
結果、一連の政策はキウイにとってnegativeといった印象からキウイはじわじわと下落基調に。
ドル円のロング、キウイのショートで変わらず。