おはようございます。
29日の海外市場は、月末のリバランスによる、ユーロドル、AUDドルの大口の買いがロンドンフィキシングに持ち込まれ、ユーロドル、AUDドルともが上昇。
ユーロドルは、1.3050、1.3100のバリアを次々と突破し、一時1.3107まで上昇。
格付け機関ムーディーズが「米国がAAA格付けを維持するには、信頼ある債務削減計画が必要」と発言したことによりドル円も下落。
(月末のフローに関しては、シンプルFXトレードを参照してください。)
明けて、本日の東京市場では本邦からユーロ円の売りが持ち込まれ、ユーロ円は112.86円、ユーロドルは1.3047、ドル円は86.39円まで下落。
本邦投資家のユーロ円の売り玉は、スペイン国債の償還玉とのこと。
月末であるため、特殊なフローが入りがちとなり、クロス円の乱高下には注意したいところ。
ユーロドルの乱高下を横目に、ドル円のみジリ安の展開。
今晩のWMでもリバランスによる、ユーロドルの買いが持ち込まれる可能性も高いため、ユーロドルはいったん様子見。
昨晩は上記のムーディーズのコメントにより、一転して、避難通貨であるスイスが急騰(GBPCH,ユーロスイスが急落)しているので、遅いながらも円も、もう一段買われる可能性が高まってるというところでしょうか?
月末最終日なので、ロンドンフィキシングの時間帯の乱高下に巻き込まれないようにしたいところ。
では、本日もよろしくお願いします。