こんばんは。
月末を控えた金曜日のユーロドルは乱高下。
まず、アジア市場では某欧州系銀行がユーロドルの大口の買いを連続して持ち込み
欧州時間の入り口から急騰。
市場の噂ではこの銀行は3bioのユーロの買いを持ち込んだとのことで、これが事実だとすれば、ユーロが急騰するのも当然。
一時ユーロドルは1.2453の高値まで急上昇。
自分は、1.23台前半から1.2400にかけて、ユーロドルの売り注文をだしていたのですが
ユーロがいきなり急騰し始めたのでびっくり。
その時間、人と打ち合わせしていたのですが、失礼ながらいきなりPCを明けて、ニュースとチャートチェック、そして友人とのブレインストーミングを開始。
仮に1.25台に突入していれば、月末がちかいのに負け戦は確実だったので、たぶんその時点の自分の顔色は最悪だったと思います。。。
幸い1.2453で上昇が止まったので、事無きを得ましたが。。。
その後のユーロドルはじり安の展開。
下落した理由は、
市場が1.24台の大量のユーロ売り注文を飲み込んだこと
短期筋のユーロドルのショートポジションはほとんど切らされたこと
上記の2点でしょうか。。
そして東京時間深夜に発表された下記の報道でユーロドルの下落が鮮明に。。
格付け会社フィッチ・レーティングスがスペインの信用格付けを「AAA」から引き下げた。
Bloomberg
ユーロは一時1.2266まで下落した後、安値圏の1.2273でNY市場は終了。
結局、先週の週足は陰線
オープニング 1.2544
高値 1.2587
安値 1.2154
クローズ 1.2273
先週のユーロの動きは、先々週の陽線部分を全て打ち消した形。
結局市場が持つユーロの下値不安は払拭されないまま。
ただ金曜日を例に出すまでもなく、流動性が悪化しており、かなり神経質な展開。
今週もユーロの下値での追撃売りだけは禁物でしょうか?
他通貨はシンプルFXトレードにて。
では、今週もよろしくお願いします。