おはようございます。
9日のNY市場のユーロドルは反発。
欧州連合(EU)当局者が必要に応じてギリシャを救済する用意ができていると表明したことがきっかけ。
市場はユーロドルはいったん反発するのでは?というセンチメントに。
ブラウン・ブラザーズのシニア通貨ストラテジスト、ウィン・ティン氏は、「ギリシャ救済となればユーロに対する圧力は短期的に取り除かれるだろうが、長期的にはそれで終わりではない。不透明なのは波及リスクの強さだ。新興市場危機で見られたように、1国にとどまるケースはまれだ。ポルトガルやスペインなどの国はすべてギリシャと同類だ」と述べた。
出所 Bloomberg
サルコジ大統領も、ギリシャをサポートするコメントを表明。
「支援計画は合意されており、われわれはギリシャを救済するためそれをいつでも実行に移す用意ができている」
ユーロドルは、今回のステージでも3月25日の安値(1.3268)を割り込めず反発。
これで1.32台ミドル突破に3回失敗したことに。
今週のユーロドルは、いったん上値追いの可能性が濃厚でしょうか?
ドル円は、金曜日のシンプルFXトレードでお伝えしたとおり、依然下値余地が拡大していると考えています。
では、今週もよろしくお願いします。